ゴルギア時代

 ゴルギア時代とはシンテーア暦1635年から1667年までの時代であり、この時代は破滅主義テロリスト集団ゴルギアによるテロ行為に象徴される、国際秩序と非合法暴力の時代である。


1635年 大宇宙国家連盟国家承認委員会設立

1640年 ゴルギアの国家承認拒否

 国家承認委員会が破滅主義思想を標榜に掲げるゴルギア国の国家連盟加盟を拒否

 実は破滅主義思想を掲げているというのは一方的な決めつけで、ゴルギア国は当時ボルガード人に流行っていた破滅主義思想と決別することを国策の一つとして打ち出していた。

 ゴルギア国はテロ組織化し、各地でテロ行為を行うようになる。

1640年 第n現実構造研究連盟の大宇宙国家連盟加盟

 1638年度より続いていたリーエスとのファーストコンタクトプロトコルを完了したとして。

 ファーストコンタクト時の民間船鹵獲に伴う民間人拉致に関する賠償をした。

1640年 ダクラーシュ民族評議会がゴルギアの「不存在」認定

 特定の反体制勢力としたゴルギアは国家として「存在してはいけない」主権に認定した。

1641年 ダクラーシュ民族評議会第一議長暗殺事件

 ゴルギア鎮圧強硬派の第一議長が不審死を遂げる事件が発生。後にゴルギストによって香水の中に毒を盛られていたことが判明し、国際社会はゴルギアへのみだりな挑発が報復による悲劇を生むことを理解させられるきっかけとなった。

1641年 エントナー・ネサル国家承認

 エルミアの尽力によりエントナー・ネサルを国家承認。平和主義の準星間国家。同年、研究連盟はエントナー・ネサルを国家承認、新興技術立国間の結束をアピールする目論見。

1642年 第二次モンタク宙域連合結成

1642年 ドロストス共和国軍によるタシャタシャンタ星系強襲作戦

 ゴルギストのほとんどに逃げられてしまう。ベリオンとの国交悪化。

 大宇宙国家連盟はこの越境作戦を追認する。

1642年 ギリオモルの反乱

 モンタク宙域連合に加盟しているギリオモル星間騎士団領でゴルギアに寝返った騎士団長の一人が大規模な反乱を起こす。

 星間騎士団総長が大宇宙国家連盟に助けを求めた。それに応じてくれたかと思いきや、星間騎士団領に対する経済制裁とゴルギアと星間騎士団に対する軍隊派遣が行われ、ギリオム・フォイド星系全域が大宇宙国家連盟の委任統治領に指定される。

1642年 惑星メルスコルミア爆破

 アネシア星系(エンネルン星系の下の星系)の惑星メルスコルミアがゴルギアによって爆破される。

 エルミア・グロスト・リーエスなどの有志国連合艦隊によってごく一部の市民の救出に成功するものの、10億近くのヒューマノイドが死亡。ゴルギアによる最大の犠牲者数を記録する悲劇的なテロ行為となった。

1642年 大宇宙国家連盟でゴルギア国による人権侵害を非難する決議が全会一致で採択される

 だが、その後もエルミア人ジャーナリスト、リーエス人の人道支援活動家、リーエス人の貨物船船長の人道支援活動家、エルミア人の人道支援活動家の処刑映像が配信される。処刑された人物は全員白色の服が着せられており、かつてエルミアが行ったデナスパンティア作戦の報復とされている。

1642年 ヴェルトースト科学総裁暗殺事件

 当時、銀河社会に進出したてで軍拡のための技術を欲し、ゲルデン諸国に使節団を派遣していた研究連盟がゴルギア国から国家承認を求められて、それを拒否した結果、その報復として行政長官にあたる科学総裁、アルーチ・ヴェルトーストを宇宙港で暗殺される。

 ヴェルトーストの自我データ修復ポイントは最終ポイントが三か月前であり生命工学による再蘇生措置と自我再学習が行われたものの職務は遂行不可能として科学総裁が新たに副総裁ライザ・シスノエールダンが就任することとなった。これに対して、研究連盟はゴルギア国に対する非難声明を発し、テロリズムおよびゴルギズムとは断固として戦い抜かなければならないと銀河社会にアピールした。

1643年 ゲルデン同時多発テロ事件

1643年 ゴルギア組織の多様化

 ニーネン=シャプチでのゴルギア組織「新世界」、研究連盟でのゴルギア組織「修正新構造主義学会」、グロストラフカのゴルギア組織「共産主義倫理研究同志会」、マーカスのゴルギア組織「オークタグ・ゴソークティック」などが誕生。

1643年 ベリオンがボルガード人コミュニティの弾圧を開始

 ベリオン共和国政府は「治安回復のための国際戒厳令」を主張し、大宇宙国家連盟はそれを追認した。

1644年 グロストラフカ肉片騒動

 ゴルギストがグロストラフカ船籍の貨客船をハイジャックし、長時間無補給での航行を続けていた。

 食料が尽きていく中、犯行グループは人質の数名を殺害し、その場で解体。均等に切り分けた肉片を残りの生存者に与え、強制的に食べさせる惨事が起きる。

 その後、アバローンの国際宇宙港に貨客船は停泊し、グロストラフカ政府によって捕虜交換が行われ生存した人質6名が無事解放された。生存者の証言から、この事件の真相が明らかとなり、国際社会が震撼した。

1644年 エントナー・ネサルの虐殺

 ゴルギアに征服され、エントナー・ネサルの亜人が虐殺される。

 大宇宙国家連盟安全保障理事会で拒否権が発動され、介入を見送る。

1645年 モンタク宙域陥落

 ゴルギアの侵略によってモンタク星系、フィヴィラー星系、ダクラーシュ星系、ギリオム・フォイド星系が陥落する。

 タシャタシャンタ星系では大宇宙国家連盟安全保障理事会の附属特務機関EPS6によってギリギリの攻防が展開される。

1645年 ハルゼイ・ボルガード帝国の加盟

 ベリオンとハルゼイがコンタクト。ベリオンとの対ゴルギアにおける協力関係を結び、大宇宙国家連盟に加盟。

 初っ端から皇帝ボウイーヌス1世が「我々の皇帝に叩頭せず、あまつさえ刃を向けんとするものには間違いなく皇帝の威光によって破滅は避けられないものとなる」、「暴虐の限りを尽くした革命連合諸国と、彼らに迎合する秩序は全宇宙において信用に値しない」と国家連盟の議場で発言しドン引きされるがハルゼイはゴルギアに対する非難と鎮圧を行い一定の信頼を得る。特にモンタク宙域の背後からの一撃を加えたことは非常に効果的だった。

1646年 ゴスタル解体事件

 マーカス連邦のネルゼン・パスヴィス国際宇宙港がゴルギアに占拠される。立てこもり犯は空港内の市民を人質に取って、一人ずつマーカスのゴスタル市民の腹部を開き、別の人質にそのゴスタルの導線を一本ずつ切らせて殺害させるなどの精神的な拷問を行った。

1646年 ハルゼイによるフィヴィラー星系解放

1646年 アイザーグント青年士官学校事件

 ベリオン政府によるボルガード人コミュニティの弾圧により逮捕されたボルガード人の解放を求めたゴルギアが惑星ゲルデンのアイザーグント青年士官学校を占拠。「射撃訓練」と称して人質の学生に銃を渡し、標的にされた学生を撃ち殺すように強要し、多くの人質を死なせた。

 ベリオン共和国国家憲兵隊の軽機兵隊によって鎮圧に成功したが、生存者は2名のみであった。

1647年 エノン条約機構発足

 惑星エノンでベリオン、ボルガード、グロスト、エルミアリーエス、マーカスの対ゴルギア連合軍が結成される。

1647年 大宇宙国家連盟委任統治領モンタク代理政府設立

 エノン条約機構軍によってモンタク宙域を奪還した大宇宙国家連盟は全域を委任統治領に指定。

 ハルゼイ帝国が抗議したものの、ハルゼイは常任理事国ではないため拒否権を発動できず、代理政府の設立を認めさせられることとなった。

1648年 ラヴェルト国際宇宙港爆破事件

 エルミア共和国最大のハブ宇宙港であるラヴェルト国際宇宙港がボルガード人旅行者に扮したゴルギストによって木っ端微塵に爆破され、23万人が死亡

 エルミア政府は国外のボルガード人に対して入国禁止措置を発動。また国内のボルガード人の移動を禁じる法律を可決した。

1650年 ベリオンで懸賞金制度法が施行

 ゴルギア対策のため懸賞金制度を導入。治安が悪化する。

1650年 リーリアの悲劇「ノベキャット人狩り」及び著者暗殺事件

 研究連盟におけるゴルギア組織「修正新構造主義学会」は第一著者および第二著者に対して観測対象Σ-016913における「修正新構造主義的実験」を申請。あまりのおぞましさにこれを拒否したツキシュティとヤゴースを新ストロートの指導部区画ごと破壊して殺害。この事件によって新ストロート環状施設は一部破損し、2万8000人が死亡。一時的に政治的混乱に陥った研究連盟において修正新構造主義学会は観測対象Σ-016913において「手繰り手の裁きのテール実験」として定点観測がされていた惑星ノベキャットに降下、現地の後期中世の原始文明であったノベキャット人を348万人殺害した。研究連盟倫理委員会執行部隊が修正学会を粉砕し壊滅に追い込むものの、ノベキャットにおける被害は不可逆的なものとなった。のちに著者二名は再蘇生措置が加えられ復帰した。

1651年 アクース連邦が大宇宙連合会議に加盟

1651年 ラーネンズト大統領殺害事件

 アクース連邦大統領ラーネンズトがゴルギアに拉致。暴行されたのち殺害される。

1652年 ノステル掃討戦

 ゴルギアの本拠地ノステル星系での大規模な戦い。ゴルギアは星系内惑星イセル・ノステルとデネル・ノステルをエノン条約機構を中心とする大宇宙国家連盟連合軍に占領され、主要な活動基盤を失う。

 ゴルギアに壊滅的な被害を与え、活動規模を大幅に縮小させることに成功する。

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