権力は人々から生まれ、人々によって形作られる。力は常に人々の手にあるのだ
―――セツ・エメルダ、初代全世界産業労働連合総議会総議長・全世界産業労働連合総議会革命局局長
アクース連合
Akuséś Dauktjonacćtés Smaficz
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| 国の標語:人民によって人民のために | |
| 国歌:武器を取れ、市民よ! | |
| 公用語 | マユィ語 |
| 首 都 | プナキェーン |
| 最大の都市 | ジナド |
| 政 府 | 全世界産業労働連合総議会 |
| 国家元首の称号 | 全世界産業労働連合総議会革命局局長 全世界産業労働連合総議会総議長 |
| 政治体制 | 産業労働主義 |
| 人 口 | 約273億5700万人 |
| 主な宗教 | なし |
| 通 貨 | 革命ルヴェ |
| 建国年 | 1736年 |
| 加盟年 | 1736年 |
| 領 有 | |
| アクース星系 | アクース タニェ |
| ヴァユスニェ星系 | セグ |
| デンチュク星系 | チェスカ ヴァプィト |
| ショクセ星系 | アンスニェ |
| ヴィルメ星系 | サッコレ |
| ハシェーグ星系 | タシュトヘム(一部領有) |
| 領有星系数 | 25 |
アクース連合、正式名称アクース産業労働主義連合(マユィ語:Akuséś Dauktjonacćtés Smaficz)とは、大宇宙銀河東部、タシュトヘム宙圏の端にあるヒューマノイドのアクース人による産業労働主義国家。首都はプナキェーン。
国名
マユィ語による正式国名は、Akuséś Dauktjonacćtés Smaficz(アクセシュ・ダウクチョナッチュテス・スマフィチュ)、通称Akus(アクース)。公式のE語表記は、Akusian Industrial-Labourist Federation、通称、Akus, AILF。ニフォン語の表記は、アクース産業労働主義連合。通称、アクース。漢字表記は婀香珠、婀。
概要
アクース連合の首都星である惑星アクースを母星とし、同国家の多くの知的種族を構成するアクース人は、ヒューマノイド種族とは異なる亜人であり、アイデンティティを見出している。彼らの身長平均は概ね140cm程度で、外見が幼く、外見に関して性別や老化による違いがかなり少ないなどといった特徴を持つ。
アクース連合は、1733年に端を発するアクース内戦を起源とする。セツ・エメルダを筆頭とする産業労働主義者は内戦自体には敗北したが、一年後に再び革命が発生し、産業労働主義者の国家たるアクース産業労働主義連合が成立した。
内戦の指導者であったセツ・エメルダは議会を閉会し、全国の労働組合からなる全世界産業労働連合総議会を結成し、後にエメルダ思想と呼ばれる、産業労働主義の一潮流にして今後のアクース連合の思想基盤になる思想を形成した。
歴史
ニョルカ条約
1640年前半、ニーネン=シャプチがアクース連邦の領土であるアクース星系とヴァユスニェ星系、デンチュク星系を発見。翌年1643年には、同地にアクース人による宇宙文明があることを指摘、学者集団を派遣。連邦政府はこれを受け入れた。アクース領土では、当時外宇宙に高度に発達した文明が存在する可能性は低いと考えられていたせいか、人々の混乱が相次ぎ、外宇宙人に対する様々なイデオロギーが発足。1646年には同国と正式に国交を樹立し(ニョルカ条約)、大宇宙連合総会に加盟。1647年には連邦政府はニーネン=シャプチに定期的に使節団を送ることを決定。新技術を大量にと入り入れ、技術革新の時代を迎える。この時の政府はニーネン=シャプチを筆頭として他諸国との積極的な交流により国力を発展させていこうとしていた。
しかし同年代、大宇宙ではゴルギスト問題にまさに直面している最中であった。1641年は大宇宙連合総会で政治組織「ゴルギア」が反社会的勢力と認められた年でもあった。
1654年、時の大統領、イウル・シェン・ラーネンズトが失踪。ニーネン=シャプチ政府がゴルギストの犯行と決定付けたのに対し、国内では与党が流布した、外国嫌悪派極右野党「黄金の剣」所属の若者、セギッサユク・チュグルゼコスの犯行であるという考えが主流であった(実際はゴルギストにアクース人の幼い女子のような容姿のために拉致されており、肛姦された挙句殺害されている)。
黄金の剣は強制解散を命じられ、同年、次期大統領にチュガ・ザデンが就任。当時のアクース人の考えを反映しつつ過激でない、平和的孤立主義を推進した。これはニーネン=シャプチとの限られた交流を推進するもので、他諸国家との交流を拒むようになる。
政治
国政では連邦制、共和制、産労議会制をとっている。国家元首は明確に規定されていないが、全世界産業労働連合総議会革命局局長たるセツ・エメルダであるとする考え方と、全世界産業労働連合総議会総議長であるという考え方がある。産労議会制では三権分立をしており、行政権は全世界労働者評議会が、立法権は全世界産業労働連合総議会が、司法権は連合裁判所がそれぞれ担っている。
行政権
全世界労働者評議会の評議長は国民の直接選挙で選出される。任期は3年で、再任は1回まで認められる。
内務大臣、外務大臣、労働大臣、経済大臣、情報大臣は完全なる直接選挙で選ばれる。一方、産業別の大臣、例えば農林大臣などはすべての人に選挙権があるが、その職業に携わっている人の票はそうでないものの票より大きく、票に格差が存在する。副議長は評議長の任命により選出される。一方で軍は評議会・議会から独立しており、国軍長官は総議長が名目上務めるが、事実上のトップと言われる国軍顧問は評議長と最高裁判長の双方の同意によって選ばれる。
立法権
アクース内戦で議会は永久に閉会(事実上の解散と目されることが多い)され、行政立法権は全世界産業労働連合総議会(以下、産労議会と呼称)に与えられている。
産労議会は、それぞれ大まかな地域に存在する地域産労議会連合の中の職業ギルド毎に地域別産業労働議会(地域産労議会)が形成されており、そこの議長が産労議員になる。地域産労議会議員はすべての労働者とされている。よって、アクース連合には政治家といった職業は明確には存在せず、政治を行う人物であっても、名目上は職業は変更されない。自らが職を変更する際や引越しをする場合は地域産労議会連合に届出を出し、受理されなければならない。受理自体は、相当な場合でない限りは形式的なものである。
議席数は8965議席であり、地域産労議会の議長が出席する。
産労議会には政党が存在しない。しかし、事実上の政党のような役割を持つ派閥は数多く形成されている。派閥は非公式的なものなので産労議会も正式な数を把握していないし、議会が承認するといったこともない。派閥は基本的に国民に分かりやすいように発表することが不文律とされており、これは内戦後の最初の総選挙に則った手法が伝統として残っている。
派閥一覧
| 名前 | 発足年 | 指導者 | 説明 |
| エメルダ左派 | シンテーア歴1790年(1736年) | タルキサン・カヌィトラグス | アクース連合で最も一般的で、エメルダ派の正当な後継とされる派閥。政権取得数が最も多い。 |
| エメルダ右派 (民族派) | 1790年 | ? | シャグマ=ラゴン戦争でエメルダ派が解体した時に、タシュトヘム的中央集権主義に感化された派閥。多くの派閥が親ニーネンを掲げるが、特にその傾向が強い。 |
| 新体制派 (フダレン派) | シンテーア歴1736年 | ? | 第二次アクース革命前の文化を否定し、新しく健全なアクースの樹立を目指す派閥。人気がない。 |
| 第二次加速主義派 (加速右派、折衷派) | ? | ? | イェッジカワード主義とエメルダ主義の折衷を提言し、文句をつけるグロスクロイツに構わず結派した。 |
| アクース連合加速主義党 (加速左派、共産派) | ? | ? | 加速主義派解党ののちグロスクロイツから派遣されたイェッジカワード主義者と国内の賛同者が結党した。派閥システムを否定し、党を名乗っている国内唯一の政党である。 |
| 超越アクース主義派 | ? | ? | 科学技術の進歩が人類の唯一の道であると信じ、倫理を放棄し資本主義のプロセスを加速度的に加速させ、国家を解体し超越的なアクースを提唱している。 |
| 現代魔術派 | ? | ? | 超越アクース主義派の分派で、「行き過ぎた技術は魔術と変わらない」の考えのもと、技術を使用して文明を否定し原始へと回帰することで、人類の最終的なプロセスへと達しようとする派閥。 |
| エメルダ派† | 1736年 | ? | 革命後長らく国の中心の派閥だったが、シャグマ=ラゴン戦争のあおりで解散した。 |
| 加速主義派 (イェッジカワード主義派)† | 1736年 | ? | グロスクロイツにエメルダ主義の系統を指摘され、解体された。 |
司法権
連合最高裁判長は完全な直接選挙で選出される。すべての裁判所がそれぞれ警備隊(裁警)を保有している。長官は連邦最高裁判長であり、完全なる直接選挙で選出され、互いに互いを監視する義務を負う。



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